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韓国で第24回アジア船主フォーラム;海賊/環境問題など協議

 第24回アジア船主フォーラム(ASF)総会が5月19日、韓国の済州島で開催された。総会で確認された主な内容事項は次のとおり。
▪海賊問題:
 アジア海域における積油抜き取り事案の報告件数の増加を懸念するとともに、同事案の深刻性を一部報道が誇張していることについても懸念がある。各国政府やアジア海賊対策地域協力協定情報共有センター(ReCAAP ISC)など政府間機関に対して、従来の的確な海賊対応への謝意を表すとともに、さらなる対応の強化を求める。
▪環境問題:
 IMO第68回海洋環境保護委員会(MEPC68)において、国際海運のエネルギー効率を改善する次なるステップとなるCO2排出に関する監視、通報および認証制度(MRV)の議論が着実に進展した。 一方、EUが域内を航行する全ての船舶を適用対象とするMRVの一方的な地域規制を採択したことは遺憾であり、IMOにおける合意を通じた国際海運に対するグローバルな規制の策定が不可欠。
▪運河通航料:
 過去3年間連続で通航料引き上げを実施してきたスエズ運河庁が、2015年は引き上げを見合わせたこと、また、パナマ運河庁が海運業界の意見を新通航料体系・料金にある程度、反映したことは注目すべき点だ。両運河当局との定期的対話スキームの早期構築を図っていく必要がある。
▪シップリサイクル:
 香港条約と異なる要件を規定するEU規則に対して深い懸念を表明した。一部のEU諸国による、南アジアのシップリサイクル施設改善に向けたアプローチに歓迎する一方、特定の解撤手法を排除することに反対する。ASFは、主要なスクラップ実施国との継続的な対話を通じて、香港条約適合ヤードに向けた更なる改善を求めていく、とした。
 なお、ASF新議長にMa Zehua中国船主協会会長が選任された。任期は2015年5月20日から2016年の次回ASF総会の終了まで。

Last Update : 2015/05/29
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