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博多港が夏恒例の東京セミナー、トライアル実証調査の事例紹介

 福岡市港湾局/博多港振興協会は8月24日、パレスホテル東京に在京の荷主/船社/物流事業者ら約800名を集め毎夏恒例の「博多港振興セミナー」を開催した。
 冒頭あいさつに続きプレゼンテーションを行った高島宗一郎・福岡市長(写真)は、若年層を中心とした高い人口増加率や東京に次いで多い国際会議の開催数、日本一を誇る客船寄港数といった活力あふれる福岡市の市勢に触れたのち、中国やアジアを中心に充実した航路網を有する博多港が、「は(早い)・か(環境にやさしく確実に)・た(多様な輸送モード)をキャッチフレーズに“東アジアのマルチ・クロス・ポート”として、利用者にコスト削減効果などの価値を生み出す取り組みを進めており、BCP(事業継続計画)やアジア市場に近接する立地の優位性の観点から、博多港を新たに利用いただく企業が着実に増えている」ことなどを説明した。
 今後の取り組みとして、「IT/エコ/BCPを“3本の矢”として成長を図っていく」と説明し、独自の港湾情報システム“HiTS”の導入により、「ゲートインからコンテナ搬出までがわずか15分」という迅速性を強調した上で、「“HiTS”の海外主要港とのシステム連携にも力を入れ、すでに深圳(蛇口/赤湾)と広州(南沙/黄埔)の華南4港と青島のほか、ことし6月からはBangkok-KlongToeyとのシステム連携をスタートさせている。さらに台北港や上海港(SIPG)とも接続に向けた協議を進めている」ことも披露した。
 また福岡市が2015年度事業として6月から対象事業者の募集を開始した“博多港コンテナ物流トライアル実証調査”にも触れ、「従来は一部で航空輸送も利用していた関東の工場で製造された台湾向け精密機械の出荷を、国内・国際のRoRo船を組み合わせた博多港を起点とする輸送に切り替えたことで、大幅なコスト削減とともに荷役による貨物へのダメージの解消にもつながった」という例など、3社のトライアル事例が紹介された。
 このトライアル実証調査は、新たに博多港を組み込んだ物流ルートを構築した事業者に対し、ひとつの事業あたり100万円を上限にトライアル費用を負担する制度。博多港を利用した輸送のメリットを肌で実感してもらい、港勢拡大につなげる考えだ。 

Last Update : 2015/08/26
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