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境港貿易振興会が東京セミナー開催

 境港貿易振興会は9月2日、都内ホテルに在京の船社/港運業者/荷主など200名以上を集めて、「境港利用促進懇談会」を開催した。
 振興会の会長を務める中村勝治・境港市長(写真上)のあいさつに続き、日本通運株式会社グローバルフォワーディング企画部の阿部俊哉部長(写真下)による「環日本海域におけるNVOCCの役割」と題した講演などが行われた。
 日通の阿部氏の講演では、境港が展開する韓・中・露の航路網から、上海経由による長江流域の蘇州、無錫、武漢、重慶といったネットワーク拡大のほか、日通の上海からSingaporeまでのトラックでのクロスボーダー・サービス「SS7000」による東南アジアへの展開など、境港からアジア域内サービスの将来性について事例を挙げて説明した。
 また、日通が日本海側港から釜山経由により、世界36ヵ国に混載サービスを展開するMulti Country Consolidation(MCC)サービスについても紹介し、日通として将来的に、境港を利用した複合一貫商品や、MCCサービスの展開を検討しているとした。
 講演後は、ことしから国の直轄事業として着手し、平成31年度の完成を予定している貨客船ターミナルの着工のほか、日本海側港で第1位の取扱量を誇る原木の取り扱い増加に向けた国際物流ターミナルの整備といったハード面に加えて、物流環境の改善に向けた、流通プラットホームの設立といった、ソフト面の取り組みについても説明が行われ、参加者の興味を引いた。セミナー後の懇談会では、出席企業と境港関係企業が交流を深めた。

Last Update : 2015/09/03
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