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日本の海運3社/造船4社が次世代船の標準設計スキーム構築で覚書
⽇本郵船(NYK)、商船三井(MOL)、川崎汽船(KL)の邦船3社と、三菱造船、今治造船、ジャパンマリンユナイテッド、⽇本シップヤードの造船4社は12月1日、液化CO2(LCO2)輸送船および脱炭素技術(アンモニア燃料等)を活⽤した新燃料船などの標準設計スキームを構築する覚書を締結した、と発表した。
三菱重工業と今治造船が共同出資する船舶設計会社MILESが開発・基本設計を⾏い、国内の各造船所がその共通の基本設計に基づいて機能設計および⽣産設計を担う。
NYK/MOL/KLの3社はMILESに出資し、標準設計スキームを活⽤する国内造船所での建造促進に取り組む。またジャパンマリンユナイテッドと日本シップヤードもMILESに出資し、連携を深める。
7社は標準設計スキームの構築を通じ、国内の造船所とともに、船舶の開発・初期設計を効率的に進めていくほか、国際競争⼒のある船舶の開発・初期設計の実現を⽬指す。また、参画する国内の造船所の拡⼤を図るとともに、今後は事業環境に応じて、対象船の拡⼤などを検討していくとしている。
Last Updated : 2025/12/05
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