全日本空輸(ANA)は4月18日から、欧州路線における運航ルートとして、ロシア領空を迂回してアラスカ上空などを飛行する北回り航路を使用すると、4月15日発表した。
ANAは同社の欧州路線について、ロシアによるウクライナ侵攻を受け、ロシア領空を迂回した南回りの中央アジア上空を飛行するルートで運航してきたが、北回りと南回りの2つのルートを構築することで、路線や気象状況などに応じて、最適なルートを選択することができるとしている。これにより飛行時間が短縮でき、旅客や貨物の搭載量が増える。
北回りの運航は成田発・Brussels行きから開始する。なお、Brussels発・成田行きは風の影響を考慮し、引き続き南回りルートを使用する。
また、羽田〜Frankfurt線は5月10日まで往復で南回りでの運航を続け、往路はVienna経由とする。5月11日以降の欧州路線のルートやダイヤは検討中としている。