ANAホールディングス(ANA HD)は4月28日、2022年3月期(21年4月1日〜22年3月31日)連結決算を発表した。
売上高は1兆203億円(前期比40.0%増)、営業損失が1731億円(前期営業損失4647億円)、経常損失は1849億円(同4513億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純損益は1436億円の損失(同4046億円の損失)となった。2期連続の赤字決算となったものの、売上高、営業損益、当期純損益ともに前年から大幅に改善した。
国際線貨物は、輸送重量が49.1%増の97.6万トン、有償貨物トンキロは59.5%増の51億8600万トンキロとなり、貨物収入は104.8%増の3287億円で過去最高を更新した。
経済の回復による貨物需要の活発化に加え、海上輸送の混雑に伴う航空へのシフト等により、引き続き航空貨物需要は好調に推移した。
旺盛な需要を背景に、4月から成田〜Los Angeles線、10月から成田〜香港線、成田〜台北線、11月から成田〜青島線にB777Fを就航したことに加え、旅客機を使用した貨物専用便を機動的に設定し、自動車部品や半導体・電子機器、ワクチン等の医薬品の需要を積極的に取り込んだとしている。
23年3月期の連結業績予想は、最終利益を210億円とし、黒字転換すると見込んだ。