Air France-KLM(AFR-KLM)グループと仏船社CMA CGMグループは5月18日、航空貨物事業における長期戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
契約期間は10年間で、両グループは航空貨物輸送力を相互利用するほか、貨物機ネットワークの共同設計や商品・サービスの強化などを図る。
貨物機については、CMA CGMグループの航空貨物部門CMA CGM Air Cargoが4機、AFR-KLMは6機を保有しており、両グループの貨物機を合わせた10機を独占的に運用する。
CMA CGMは貨物機8機を発注済みで、このうちの2機について、将来的にAFR-KLMが運航する可能性があるとしている。また、AFR-KLMは4機を発注済み。
今回のパートナーシップは、貨物便での輸送力だけでなく、AFR-KLMが旅客便として運航する160機以上のベリースペースも対象となる。
またCMA CGMは、提携を実施する期間、AFR-KLMの株式資本の最大9%を取得する方針としている。
CMA CGMのRodolphe Saade会長兼CEOは「当社の航空部門であるCMA CGM Air Cargoの発展を大幅に加速し、両社を航空貨物の世界有数のプレーヤーとして位置付けることができる。今回の提携は、統合ロジスティクスのリーダーになるという目標に完全に一致している。AFR-KLMへの出資は、同社の発展をサポートすることになるだろう」とコメントしている。
AFR-KLMグループのBenjamin Smith・CEOは「この戦略的提携は、両社のスキル、専門知識、活動の相互補完を活用するものだ。航空貨物業界における当グループの地位を大幅に強化・拡大する画期的なステップとなる」と述べた。