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Airbus:英国にゼロエミッション機の開発センター開設
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Airbus:英国にゼロエミッション機の開発センター開設

 Airbusは5月25日、水素技術のためのゼロエミッション開発センター(ZEDC)を開設したと発表した。

 同社は21年6月に航空宇宙技術研究所(ATI)との共同出資により、英London西部のFiltonに航空技術研究・試験施設を開設し、次世代の航空機の翼、着陸装置システム、燃料システムの設計などを進めてきた。今回同施設にZEDCを立ち上げたもの。

 英国ZEDCの優先事項は、2035年までにAirbusのゼロエミッション旅客機の就航を成功させ、水素推進技術に関する英国のスキルとノウハウを加速するために必要なコスト競争力のあるシステムの開発としている。新施設では、ゼロカーボンおよび超低排出航空機技術の開発をサポートするために、今後3年間でATIが英国政府から6億8500万ポンドの資金提供を受ける公約を結んでいる。

 Airbusは「ZEDCの設立によって社内産業能力が拡大し、仏・独・英・スペインの同社4拠点の施設でゼロエミッション・プロジェクトの極低温水素貯蔵タンクと関連システムの設計、開発、テスト、製造ができるようになる。ATIとのパートナーシップとともに、それぞれの専門知識を活用して航空業界の脱炭素化をサポートする水素技術の開発を実現する」とコメントしている。

 ZEDCではすでに技術開発を進めており、23年に極低温水素タンクを使用した地上試験を開始し、26年には水素動力による飛行試験をスタートする予定としている。

Last Updated : 2022/05/27