Singapore Airlines(SIA)とシンガポールのグローバル投資会社のTemasekは7月からSAF(持続可能な航空燃料)クレジットの販売を開始する。
今回のSAFクレジットの販売は、シンガポールでのSAFの利用を促進するために2021年11月に発表した、CAAS/SIA/Temasekによる試験運用の一環として行われる。合計1000SAFクレジット分が販売される予定で、1SAFクレジットはRSB(Roundtable on Sustainable Biomaterials)のブックアンドクレーム・システムで決められた単位である1トンのニートSAF(混合していない、または希釈していない持続可能な燃料)に相当する。クレジットの購入で、1クレジットあたり2.5トンのCO2を削減することができるとしている。
このSAFクレジットの導入で、企業や個人旅行者、フォワーダーをはじめとする顧客が環境負荷低減に貢献し、CO2排出量を削減するための手段を提供する。さらに、SAFの需要を喚起し、新興のSAF産業の発展を支援、持続可能な航空産業であるためにSAFの採用を促進するもの。
また、今後SIAグループ カーボン・オフセット・プログラムの一環として、2022年第4四半期から、SIAのすべての顧客を対象にSAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせたサービスの購入が可能になる予定。SIAは、「SAFに対する企業の需要を満たすと同時に価格とのバランスを考慮した、SAFクレジットとカーボン・オフセットを組み合わせたサービスを導入する予定」としている。