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LCAG:J. Florian Pfaff・APAC担当副社長が会見
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LCAG:J. Florian Pfaff・APAC担当副社長が会見

 Lufthansa Cargo(LCAG)のJ. Florian Pfaffアジア太平洋地区(APAC)担当副社長(写真)がこのほど来日、6月16日に東京都内で記者会見を開き、概要、次のように語った。

1)LCAGの過去2年間の業績は非常に好調だった。2022年第1四半期の業績も良く、2022年全体の見通しも非常にポジティブだ。
 その中で、現在注力していることのひとつがFrankfurt空港のLufthansa Cargo Center(LCC)の改修だ。5億ユーロを超える投資を行っていて、直近では新たに美術品保管施設が開設され、中央ハイラック倉庫システムなどの建設が進められている。同プログラムは2029年に完了する予定だ。

2)フリートへの投資も積極的に行っている。ことし5月には新型貨物機B777-8F×7機を含む、B777F×10機を発注した。10機のうちの1機目はことし7月に受領予定だ。また、欧州大陸間の越境eコマース需要に対応するため、旅客機から貨物機に換装したA321(A321P2F)を導入している。1機目はすでに欧州路線に就航しており、2機目も8月以降、運航を開始する予定だ。

3)アジア太平洋地区において日本は中国に次ぐ市場規模で、とても重要なマーケットだ。自動車や半導体、最近では医薬品や食品など、まだまだ強い産業があるので、さらなる市場成長の可能性がある。
 このほか最大市場の中国をはじめ、インドやベトナムが有望市場といえるだろう。インドでは旅客便の運航が回復した。当社として旅客、貨物と合わせて週30便以上運航していて、旅客や貨物にとって非常に強力な市場となっている。
 またベトナムはさらなる成長が期待できる。現在、Hochiminhへの貨物便を2便運航しているが、今後増便も検討しているところだ。

4)日本〜欧州間では全日本空輸(ANA)、米国〜欧州間の大西洋線ではUnited Airlines、香港〜欧州間ではCathay Pacific Airways(CPA)と貨物共同事業(ジョイントベンチャー、JV)を実施している。JVにより共通の顧客に対し、キャパシティや選択肢が増え、顧客の利便性向上に繋がる。この5月には、CPAとのJVにLCAGと当グループのSwiss WorldCargoが新たに参画した。来年にもANAとのJVにSwiss WorldCargoを加えたいと計画している。

5)当社は2050年のカーボンニュートラル実現を目指して取り組んでいる。自社のCO2削減の取り組みとして、昨年から持続可能な航空燃料(SAF)を使用してFrankfurt〜上海間で定期貨物便の運航を開始し、すでに100便以上のフライトを実施し、3万トン超のCO2排出量を削減した。

Last Updated : 2022/06/21