ANAホールディングスは8月1日、2023年3月期第1四半期(2022年4月1日〜6月30日)の連結決算を発表した。
売上高は3504億円(前年同期比76.2%増)、営業損益は13億円の赤字、経常損益は43億円の黒字(前年同期は637億円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純損益は10億円の黒字(前年同期は511億円の赤字)となった。国際・国内線ともに旅客需要が大幅に増加したことから、10四半期ぶりに黒字に転換した。
国際貨物事業では、貨物収入が947億円(前年同期比43.5%増)、輸送重量21万5925トン(同7.4%減)、貨物トンキロ11億2586万トンキロ(同8.8%減)となった。
国際線貨物では、ウクライナ情勢の影響により欧州路線の一部で運休が続いたほか、自動車部品などの需要が減少したことから輸送重量は前年同期を下回った。一方で、海上輸送混雑の影響が継続したことに加え、収益性の高い北米路線の運航規模拡大や、大型特殊商材などの高単価貨物の取り込みにより、国際線貨物は重量単価は前年の1.5倍、収入は前年の1.4倍と、前年同期を大きく上回ったとしている。
なお、2022年3月期の連結業績予想については修正は行わず、売上高1兆6600億円、営業利益500億円、経常利益300億円、当期純利益210億円を見込む。