IATA(国際航空運送協会)がこのほど発表した2022年8月の航空貨物の需要(CTK)は、前年同月比で8.3%減少した。
供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)は、前年同月比で6.3%増加し、前月の7月から3.6%の伸び率を記録した。
IATAのWillie Walsh事務総長兼CEOは、「航空貨物は回復力を示し続けている。貨物量は好調だった昨年を下回っているが、経済の不確実性と地政学的対立に直面しているわりに比較的安定している。8月には原油価格が安定し、インフレが鈍化し、世界で取り引きされる貿易がわずかに拡大した。しかし、米国を除くすべての市場での新規輸出発注が減少していて、今後数ヵ月は注意が必要だろう」とコメントしている。
22年8月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは表のとおり(▲はマイナス)。
CTK ACTK CLF前年比 CLF
アフリカ_______1.0% __▲1.4% ____1.0% ___ 41.8%
アジア太平洋____▲8.3% __ 13.9% __ ▲13.2% ___ 54.7%
欧州_______ ▲15.1% ___0.4% ___▲9.2% ___ 50.2%
ラテンアメリカ____9.0% __ 24.3% ___▲5.2% ___ 37.4%
中東_______ ▲11.3% __▲0.1% ___▲5.9% ___ 46.6%
北米________▲3.4% ___5.7% ___▲3.7% ___ 39.3%
市場総計______▲8.3% ___6.3% ___▲7.5% ___ 46.7%