成田国際空港株式会社(NAA)は11月21日、「新しい成田空港」構想検討会を都内で開催した(写真)。
会場にはオンライン参加も含め、構想検討会の委員長を務める山内弘隆・運輸総合研究所所長やNAAの田村明比古・代表取締役社長始めとするNAAの経営陣、周辺各市町村の市長や町長、千葉県の副知事、や各大学関係者が集まった。
第2回目となる今回は、(1)成田空港を取り巻く航空貨物の状況、(2)貿易における成田空港の重要性、(3)成田空港が目指すべき国際貨物空港としての姿、(4)東アジアの貨物ハブとなるために成田空港に求められる機能、など貨物分野についての議論が行われた。
NAAは、施設老朽化や貨物エリアの分散などの課題を挙げ、東アジアの貨物ハブとして、トランジット需要を取り込み国際航空輸送において重要な路線ネットワークを充実させるとともに、効率性・生産性向上など複合的な課題に対応する。
さらに、施設面では上屋の複層階化のほか、フォワーダー施設と上屋間の一体的運用、貨物地区内搬送の自動化などを目指す。
NAAでは「当空港の大きな方向性として、分散している貨物地区をひとつに集約していくというビジョンを今回の検討会で共有した」とし、今後、ひとつひとつの課題について深堀りしていく。
「新しい成田空港」構想検討会は今後、12月23日に第3回(ターミナルについて)、23年1月18日に第4回(アクセスについて)が開催される。その後、中間取りまとめが年度内を目標に開かれる予定となっている。
