IATA(国際航空運送協会)は、世界の持続可能な航空燃料(SAF)の生産量が、2021年の1億リットルに比べて、2022年にはその3倍の増加となる3億リットルに達すると、12月7日に発表した。
航空業界としては、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを約束しており、SAFはその鍵となると考えられている。現在の予測では、カーボンニュートラルのために65%をSAFで占める必要があり、2050年には年間4500億リットルの生産能力が必要とされている。
IATAのWillie Walsh事務総長兼CEOは、「現在SAFの供給には限りがあり、これは市場の力だけでは解決できない。2050年のカーボンニュートラルという目標に向けて、各国の政府がSAFに対して包括的な生産インセンティブを導入する必要がある」とコメントしている。
IATAでは、SAF業界が、適切な支援政策によって、2030年までに300億リットルを達成するという転換点に向け、飛躍的に生産能力と生産量を引き上げる段階にあるとしている。