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LCAG:Ashwin Bhat・CCOが来日会見、現況と戦略語る
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LCAG:Ashwin Bhat・CCOが来日会見、現況と戦略語る

 Lufthansa Cargo(LCAG)のAshwin Bhat・Chief Commercial Officer(CCO、写真右)がこのほど来日、Mammad Seiraffi日本支社長(同左)とともに12月7日に東京都内で記者会見を開き、概要、次のように語った。

■Ashwin Bhat氏発言要旨:
1)アジア太平洋地域では日本市場は中国に次ぐ2番目に大きなマーケットで、非常に重要視している。日本路線については、成田〜Frankfurt線を週9便、関空〜Frankfurt線を週4便の計13便を運航していて、コロナ前と比較して週4便多いフリクエンシーとなっている。

2)デジタル化については、自社のブッキングサイトのほか、WebCargo/cargo.oneなどの複数のブッキング・プラットフォームが利用できるが、どのプラットフォームを使用するかは顧客次第。それぞれの顧客にとって最適なものを使用してもらいたい。現在、自社のブッキングサイトではローカル言語への対応を進めており、日本語対応も視野に入れている。

3)持続可能な航空燃料(SAF)の利用拡大については、DB Schenkerと提携してSAFを使用したカーボンニュートラルな定期貨物便を、Frankfurt〜上海間で運航しているほか、日本においては近鉄エクスプレス(KWE)とSAFの供給契約を締結するなど、積極的に取り組みを推進している。このほか環境面では、フレイター機材を燃費性能の高いB777Fに統一するなど、最新鋭の機材へのリプレイスを進めているほか、保有するすべてのB777Fに空気抵抗を減らすシャークスキン加工を施し、燃費効率をアップさせている。

4)コンテナ船大手3社(MSC/Maersk/CMA CGM)による航空貨物事業参入については、非常に注意深く監視する必要がある。われわれは常に競争は歓迎するが、それと同時に私たちのブランドに自信を持っている。航空貨物の専門知識、顧客との関係性、これらを早急に構築するのは簡単ではない。

■Mammad Seiraffi氏発言要旨:
1)日本市場をはじめ、世界の航空貨物の輸送需要が鈍化しているほか、旅客便も続々と再開しておりキャパシティの過剰傾向にある。中国のゼロコロナ政策により生産が不足しているため、海上などへの輸送シフトも見られる。日本は半導体などの機械分野に強みがある。例えばシリコンウエハ半導体製造におけるシリコンウエハ洗浄装置においては世界をリードしている。世界各国が半導体の生産に注力している中で、日本の半導体製造装置は輸出はさらに増えると見込まれる。

2)日本市場ではその都度、必要なアロケーションを確保してきたが、今後も安定したキャパシティを提供していく。
 

Last Updated : 2022/12/13