阪急阪神エクスプレスはこのほど、中国現地法人のHankyu Hanshin Express（Shanghai）Co., Ltd.が1月1日付けで中国の現地法人3社を統合したと発表した。

　阪急阪神は、中国に現地法人が4社（事業会社3社、倉庫会社1社）あり、そのうち事業会社3社（華北／華東／華南）がそれぞれ営業・オペレーション・管理部門を有し、企業活動を行ってきた。

　今回、3社を拠点整理して（南京／鄭州／長春／西安／煙台を閉鎖）、事業会社を統合することで中国全土の営業体制強化、機能集約による組織の合理化および業務効率化を図るもの。

　新体制では、Hankyu Hanshin Express（Shanghai）を統合会社とし、18分公司を傘下に置き、本社に新規営業部／市場開発本部／業務本部を新設した。

　新規営業部は新規顧客の開拓とその営業活動に特化し、また、市場開発本部は中国全土の市場調査と新商品開発等を行っていく。業務本部は、中国全土におけるキャリア・ベンダーの管理を行い、仕入れコストの低減とサービス品質の標準化・向上に取り組むとしている。