DB Schenkerは、中国湖北省の顎州発・独Frankfurt向けの定期貨物便サービスをこのほど開始した。

　新路線は、週1便（顎州発・火）運航で、顎州を出発後、中東Abu Dhabiを経由して、翌日にFrankfurtに到着する。機材はB777Fを使用し、運航はEtihad Cargoが行うとしている。

　同路線は、eコマース、ハイテク、エレクトロニクス、工業製品、消費財、小売製品、自動車部品など、幅広いカテゴリーの貨物に対応し、年間の貨物輸送量は5200トンに達する見込み。

　DB Schenkerは、「安定した貨物輸送能力を提供することで、同ルートを通じた中欧貿易をサポートし、継続的な二国間経済協力を促進していく」とコメントしている。

　鄂州花湖国際空港は、アジア初の貨物専用ハブ空港として22年7月の開港以来、現在30の国際貨物路線と53の国内貨物路線が開設されており、累積の貨物取扱量は120万トンを超えている。