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日揮HD:4社共同の国産SAF供給の製造設備
日揮ホールディングス/コスモ石油/レボインターナショナル/Saffaire Sky Energyの4社は、廃食用油を原料とした国産SAF(持続可能な航空燃料)の製造や供給事業を行うためのSAF製造設備が昨年12月に完工したと、このほど発表した。
4社は、国内初となる国産SAFの大規模製造を目指し、100%廃食用油を原料としたSAFについて年間約3万キロリットルを国内供給する計画。このSAFは、国際的な持続可能性認証であるISCC CORSIA認証を取得済み。国産SAFについては、製造設備の試運転を1月から開始し、4月頃からエアラインへのSAF供給を開始する予定としている。
同事業は、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)から採択を受けた助成事業で、日揮HDがサプライチェーンの全体構築、レボインターナショナルが原料調達、Saffaire Sky EnergyがニートSAF製造、コスモエネルギーグループが混合SAF製造および需要家への販売を担う。
Last Updated : 2025/01/24
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