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JAL:CEIV Pharma認証を更新、地上輸送も対象
日本航空(JAL)は成田空港において、IATA(国際航空運送協会)が推進する医薬品国際輸送に関する品質プログラムCEIV Pharma認証を更新したと、このほど発表した。
また、新たに成田空港と、羽田空港・関空をつなぐ空港間トラック輸送サービスについても、このCEIV Pharma認証に追加され、航空輸送だけではなく空港間の地上輸送を含めた切れ目のないサプライチェーンが提供できるようになる。
同社は医薬品航空物流における国内主要拠点が、成田/関空にあり、特に温度管理が厳格な医薬品のニーズが高い北米や欧州路線が多く就航する羽田空港や関空への輸送時間短縮が求められていた。
JALはこうした市場動向を踏まえ、2024年に主要3空港(成田/羽田/関空)を結ぶ航空会社による日本初のGDP(Good Distribution Practice)準拠の空港間トラック輸送サービスを導入、輸送時間の短縮と品質向上を実現し、多様化する顧客ニーズから支持されたことが、今回の認証取得にもつながったとしている。
JALは2023年に初めてCEIV Pharma認証を取得して以来、医薬品貨物の品質・ハンドリング体制の強化を継続しており、安全かつ確実な医薬品輸送に注力してきた。「今後も航空輸送のみならず、陸上輸送とも連携したシームレスな医薬品輸送ネットワークの拡充をめざしていく」とコメントしている。
Last Updated : 2025/12/05
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