Cosco Shipping Linesは4月から、中国・華南/シンガポールとアラブ首長国連邦(UAE)を結ぶMEX6を改編する。
MEX6は投入船1隻により、楊浦/南沙〜Singapore〜Abu Dhabi(Khalifa)のルートを月1便で運航するサービス。4月から新たに1隻を追加して2隻体制とし、運航頻度も月1便から隔週に強化する。
MEX6により、海南省周辺地域から中東向けの貨物を輸送するほか、Beibu Gulf(北部湾)やグレーターベイエリア(広州の9つの都市、香港、マカオを含む)などの周辺地域からの中東向けの貨物にも対応するとしている。
Coscoは2018年に中東Abu Dhabiに新コンテナ・ターミナルを開設し、同港をアジア、欧州、アフリカを結ぶ積み替え拠点としている。CoscoはAbu Dhabiと中国側の新たなハブとなる海南省・楊浦を繋ぐことで中国〜UAEの国際貿易を円滑化するとしている。