外航船舶代理店業協会(JAFSA)の第37回総会が3月18日、都内のホテルで開催され、2024年度の活動報告と2025年度の活動計画の承認などが行われた。
総会では、飯垣隆三JAFSA会長(ベン・ライン・エージェンシーズ・ジャパン会長)は、「25年度は会員の増強、同協会が加盟するFONASBA(国際海運代理店世界連合)と連携した国際活動の推進のほか、国の地方創生政策に鑑み、地方港湾代理店の新規会員活動を含めた地方活性などを柱に活動する」との方針を述べた。
会員増強については、24年度末の会員総数は前年度から新たに7社が加わり、計126社・団体に増えた。飯垣会長は「我々の活動が業界において評価されている成果だ。今期も引き続き会員増強のさらなる推進を図っていく」としている。
国際活動については、FONASBAのアジア地区副会長を務める飯垣会長が、アジア地区の会員勧誘のため、アジアを歴訪する予定とした。また、FONASBAが導入している認証資格(Quality Standard、=QS認証)の取得も推進するとしている。
QS認証については、現在、JAFSA会員企業の15社が取得している。
また、教育活動としては、魅力あるセミナーを首都圏、地方で開催し、会員強化と地方活性を図るとした。