中国船社・寧波遠洋運輸(Ningbo Ocean Shipping=NBOS)は、3月31日付けで日本法人「寧波遠洋シッピングジャパン(株)」を設立する。NBOSの日本総代理店を務める日東物流がこのほど発表した。
新会社はNBOSと日東物流の合弁会社で、寧波遠洋が60%、日東物流が40%を出資する。
日東物流は、1992年にNBOSと契約を結んで以来、33年にわたりNBOSの日本総代理店を務めてきた。今回の日本法人設立について日東物流は、「NBOSが事業展開する日本と中国・アジア・中東を結ぶ各航路の将来的な事業拡大に向けて、NBOSと資本協力し、日本航路の持続的な発展にともに取り組んでいくためNBOSの日本法人設立に合意した」としている。
総代理店業務については、寧波遠洋シッピングジャパンが引き継ぐことになるが、25年9月までは移行期間とし、日東物流が引き続き業務を行う。新会社の業務開始は、25年10月以降の予定。
▪️寧波遠洋シッピングジャパン株式会社
住所:〒105-0004港区新橋4-26-4 愛場新橋タワー8階