中国国営船社の山東遠洋海運集団(Shandong Marine Corp.=SMC、日本総代理店:日本通運)は、日本〜青島航路を単独配船に変更した。
同社の日本サービスは、関東〜青島ループ(PES2)と関西〜青島ループ(QDKS)の8の字運航(表参照)を行っているが、Dong Chen Line(東辰航運)と1隻ずつ投入した14日ラウンドの共同配船をSMCの単独配船に切り替える。これにより、SMCがA Suwa(1096TEU)とSMC Columbus(1096TEU)の2隻を投入してサービスを継続する。なお、寄港地および寄港曜日は変更なし。
単独配船変更によって、投入船2隻が同一船型となり、運用の利便性が向上するとともに、船齢も若くなることでスケジュールのリカバリー能力アップにも期待ができる。SMCは、3月中旬からすでに単独配船に変更済み。
