センコーは、3月中旬に佐賀県に鳥栖物流センターを開設した。同社グループ傘下で佐賀県で事業展開している九州センコーロジが運営を行う。
鳥栖エリアは、福岡空港や博多港などにアクセスが良いことから物流ハブとしての注目度が高く、半導体関連企業の誘致によって物流需要が高まっている。
新センターは、長崎自動車道の鳥栖ICから車で3分に位置し、九州自動車道、長崎自動車道、大分自動車道が交差する鳥栖JCTから好アクセスであることから、福岡市中心部をはじめ九州エリア全域の配送に対応する。また、九州エリアのセンコーグループ各社と連携して、物流網の拡大を行っていく。
新拠点は、敷地面積が2万9200m2、倉庫棟の4万5522m2で、全天候型の屋内低床接車バースを採用しているほか、72時間連続稼働可能な非常用自家発電設備や自家給油スタンドの併設により、災害時でも持続的な商品配送や保管を行うとともに、救援物資の保管拠点の役割も果たすとしている。
▪️鳥栖物流センター
住所:〒841-0023佐賀県鳥栖市姫方町字池ノ上640番1