韓国船社HMMは3月25日、メタノール二元燃料エンジンを搭載した9000TEU型新造コンテナ船HMM Green（写真）を受領したと発表した。同社として初のメタノール燃料コンテナ船となる。

　HMMは昨年2月、韓国造船海洋の系列会社である現代三湖重工業に7隻、HJ重工業（旧韓進重工業）に2隻のメタノール燃料コンテナ船を発注しており、HMM Greenは同シリーズの第1船となる。同船はHMMが単独配船するアジア〜インド／エジプト／地中海航路FIMに投入される。

　また、韓国造船2社に発注した残り8隻も、2026年上半期までに順次デリバリーされる予定としている。