日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2025年1月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比7.9%減の45.7万トンで8ヵ月連続のマイナスとなった。貿易額は7.6%減の5532億円で2ヵ月連続のマイナスとなっている。
品目別では、2位の「木材パルプ、古紙、板紙など」が6%増とプラスを記録したが、1位の「プラスチック及びその製品」が8%減、3位の「銅およびその製品」が1%減、4位の「機械類」が10%減、5位の「鉄鋼」が21%減と、トップ5のうち4品目がマイナスとなった。
一方、中国発・日本向けは、前年同月比9.1%増の202.3万トンで5ヵ月連続プラス、貿易額は18.4%増の1兆8785億円で4ヵ月連続のプラスであった。
品目別では、2位の「野菜、穀物、果実、採油用種子、茶など」が30.4%増と大幅なプラスを記録するなど、上位10品目のうち9品目がプラスとなった。
