中国の交通運輸部がまとめた中国港湾における昨2024年のコンテナ取扱量は、全国合計が前年同期比7.0%増の3億3200万TEU、うち沿海諸港は7.2%増の2億9160万TEU、内陸河川諸港は5.2%増の4040万TEUとなった。
世界最大のコンテナ港である上海はコンテナ取扱量が5000万TEUを超え、世界最多記録を更新するとともに、15年連続で年間コンテナ取扱量世界一となった。なお、同港の2023年のコンテナ取扱量は4900万TEUだった。また、寧波、深圳、青島の上位港はいずれも3000TEU超と好調を維持した。
中国港湾の上位10港は23年の順位から変動ないものの、厦門を除くすべてが前年を上回る実績となっていて、堅調な増加率となっている。
