TOPページ
三井住友FLがコンテナリース事業参入、最大手Tritonの一部資産を取得して
 (4/11) 丸全昭和運輸がトラックと鉄道利用の国内向けモーダルコンビネーション
 (4/11) SGホールディングスが九州に新施設、関東と関西に続く大型中継センター

三井住友FLがコンテナリース事業参入、最大手Tritonの一部資産を取得して

 三井住友ファイナンス&リース(三井住友FL)はこのほど、グローバルインフラファンドのBrookfield Corp.傘下のコンテナリース最大手であるTriton Int’lが保有する資産取得を目的にBrookfieldと合弁会社を設立し、コンテナリース事業に参入すると発表した。

 Tritonは、世界47ヵ国でコンテナリース事業を展開しており、保有コンテナ数は700万TEU超と、圧倒的な事業規模とグローバルネットワークを持つ。

 今回、三井住友FLは、合弁会社を通じてTritonが保有するコンテナリース資産の一部を取得、また、BrookfieldおよびTritonとパートナーシップ契約を締結し、コンテナリース事業へ本格参入するもの。

 三井住友FLは、グローバルで流動性が高く、比較的価値が安定しているアセットを対象にこれまで、航空機リース、ヘリコプターリース、エンジンリースなどの事業に参入してきた経緯がある。

 同社はコンテナリース事業の参入について、「コンテナリース業界は、貿易拡大による輸送用コンテナの需要増加やeコマースの台頭、サプライチェーンの柔軟性確保の必要性などから、今後も持続的かつ安定的な成長が見込まれる」とした上で、「同事業への参入により、新たな収益基盤を構築するとともに、グループの事業ポートフォリオの多様化を図っていく」としている。

Last Updated : 2025/04/11