日本海事センター・企画研究部がこのほど発表した財務省貿易統計に基づく「日本〜中国間の2025年3月のコンテナ荷動き」によると、日本発・中国向けが前年同月比4.5%減の70万トンで2ヵ月ぶりのマイナスとなった。貿易額は4.1%減の8287億円で、こちらも2ヵ月ぶりのマイナスであった。
日本積みの品目別では、トップ5のうち3位の「機械類」を除いて4品目がマイナスとなった。このうち、4位の「銅及びその製品」が18.4%減、5位の「鉄鋼」が10.3%減と2桁マイナスとなっている。
一方、3月の中国発・日本向けは12.8%増の180万トンで2ヵ月ぶりのプラス。貿易額は14.7%増の1兆5275億円でこちらも2ヵ月ぶりのプラスであった。
