CMA CGMは5月26日、ベトナム国営のターミナル運営会社Saigon Newport(SNP)と同国北部のHaiphong市東部のLach Huyen港で新ターミナル開発に関する連携協定を締結したと発表した。
両者は総額6億ドルを投資し、同港に新たにターミナル7・8を開発・建設するもの。両ターミナルを合わせた年間コンテナ取扱量は190万TEUに達する見込みで、2028年の操業開始を計画している。
ベトナム北部Lach Huyenは、東南アジアで最も急成長している経済特区のひとつ。今回のプロジェクトにより、同区のコンテナ貨物量の急増に対応する。
CMAはベトナム南部のCai Mep港(Gemalinkターミナル)やHochiminh港(VICT)でコンテナターミナルを運営しており、北部のLach Huyen港にも拠点を設けることでベトナムにおける戦略的プレゼンスを強化するとしている。