郵船ロジスティクスグローバルマネジメントはこのほど、同グループの海上・航空・陸上輸送において、代替燃料を使用し温室効果ガス(GHG)排出量を削減することで創出した環境価値を顧客に割り当てるサービス「Alternative Fuel」の提供を開始したと発表した。
環境価値を管理し、割り当てるデジタルプラットフォーム(PF)を活用するもので、先行してサービスを提供してきたSAFを利用した航空貨物輸送サービスに続き、今回、新たに海上・陸上輸送においても、PF上で環境価値の割り当てを開始するもの。
同PFを通じて、顧客は実際に代替燃料が消費された場所や油種、削減されたGHG排出量などの詳細を確認することができる。また、郵船ロジスティクスは、第三者認証機関の検証を受けたGHG排出量削減証明書を発行する。
各輸送モードで創出された環境価値は、代替燃料が使用された地域にかかわらず、同社グループが展開する46ヵ国・地域において同一の輸送モードで割り当てが可能としている。