CEVA Logisticsはこのほど、自動車船の長距離輸送事業の拡大に向け新たにRoRo船を追加し、極東発・中南米向けの定期およびスポットサービスの提供を開始する。
新サービスは、5500〜7000台積みのRoRo船(写真)を3隻追加するもので、極東から中南米への完成車物流の拡充を図っていくもの。
運航ルートは、中国/韓国/日本からメキシコ/グアテマラ/エルサルバドル/コスタリカ/パナマ/アルゼンチン/コロンビア/エクアドル/ペルー/チリを結ぶとしている。また、中南米の揚げ地では、同社が幅広く展開している陸送・鉄道輸送ソリューションを活用して、自動車メーカーの流通ネットワークや最終的なディーラー拠点までのエンドツーエンドの輸送サービスの提供が可能となる。
同社は現在、主要4航路で計9隻のRoRo船を運航しており、今回の追加投入により、「顧客ニーズに合わせて完成車物流のスポットサービスを含め、直航のRoRoサービスを強化していく」としている。
