Deutsche Post DHL(以下、DHL)は3月22日、持続可能な社会への取り組みについて2021年〜2030年のロードマップを作成したと発表した。
DHLでは科学的な裏付けに基づいた目標を設定して、2030年までに気候に悪影響を与えないロジスティクスの実現に、70億ユーロ(約9000億円)を投資するとしている。
70億ユーロは主に、(1)EV配送車のフリート拡大/(2)代替の航空燃料の割合向上/(3)エコロジーな施設の建造の3点に投じられる。
これら3点の目標は以下のとおり。
(1)EV(電気自動車)の配送車は2020年時点では18%だったが、2030年までに8000台以上に増やして、60%超とする。
(2)持続可能な航空燃料(SAF)の割合を30%まで向上させる。
(3)新たに整備する施設は、100%気候に影響を与えないものとする。
DHLグループのCO2排出量は2020年には3300万トンだったが、上記の施策により2030年までに2900万トン以下に削減する。もし、これらの手を打たなかった場合は約4600万トンに増加すると見込んでいる。
同グループは2017年に、CO2排出量を2050年までにゼロとする方針を打ち出している。