DHL Expressは3月30日、世界における企業間(B2B)の電子商取引(EC)市場が、2027年までに2019年比で70%以上成長して20.9兆ドル達するという予測を発表した。
また2025年までに、サプライヤーとバイヤー間におけるB2Bの80%がデジタルで行われると推測している。
B2BのEC市場については、パンデミックが発生する以前の19年で、マーケットプレイスの世界売上高はすでに12.2兆ドル(前年比18.2%増)に達し、企業対消費者間(B2C)セクターの市場規模を上回っている。
B2Bトランザクションの成長を促進するひとつの要因として、B2Cトランザクションにデジタルプラットフォームを使用することにすでに慣れているミレニアル世代(20代中盤から30代後半の層)の存在が挙げられる。DHLによれば、ミレニアル世代は、B2Bの購入決定全体の73%を占めるとしている。
DHLでは「新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が、デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進し、企業とB2CおよびB2BのEC市場の成長を大幅に加速させる」としていて、パンデミックのためにECに切り替える企業や消費者が増えたため、昨20年度の総売上は前年比11.9%増の191億ユーロ(224.1億ドル)となり、過去50年の歴史上、最高の収益を上げたとしている。