IATA(国際航空運送協会)が4月7日に発表した2021年2月の航空貨物の輸送実績は、CTK(有償トンキロ)が2019年2月比で9.0%増となった。前月の2021年1月からは1.5%増加した。
IATAでは昨20年が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により異常事態となったことから、2021年2月の輸送実績では、コロナ以前の需要パターンとして2019年2月と比較したとしている。
現在、新型コロナの感染拡大が世界で再び加速しており、それに伴う各国の渡航制限による国際旅客便の減便に伴うベリーキャパ減により、供給キャパの指標であるACTK(有効トンキロ)は19年2月と比べ14.9%のマイナスとなった。
IATAのWillie Walsh事務総長兼CEOは、「航空貨物需要は、コロナ危機から回復しているだけでなく成長している。コロナ危機前のレベル(2019年2月)を9%上回る需要があるわけだが、航空貨物の主な課題としては十分なキャパシティを確保することだ。乗客の需要がどのように回復するかを理解することで、航空貨物に利用できるベリーキャパも把握できる」とコメントしている。
21年2月のCTKとACTK、CLF(ロードファクター)の伸び率、およびCLFは表のとおり(2019年2月比、▲はマイナス)。
