成田国際空港会社は、2020年度の国際線と国内線を合わせた旅客数が前年度比92%減の324万9466人と、過去最低を記録したと発表した。総発着回数も同59%減の10万6280回で、前年度を大きく下回った。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な渡航制限で航空需要が冷え込んだことが打撃となった。
一方、国際貨物量は前年度比2%増の208万7657トンと、前年をわずかに上回った。世界的な企業活動が停滞する中、国際線では旅客便の運休・減便により貨物スペースが減少したため、貨物臨時便が多数運航された。
この結果、国際線貨物便の発着回数が同80%増の4万3925回と、2006年度以来の最高値を更新した。なお国際線貨物便については、直近の3月でも、発着回数が同100%増の4791回、貨物量が同24%増の23万3871トンで、ともに月間の過去最高を更新している。