DHLは5月18日、新型コロナワクチンの物流に関する同社白書を改訂して発表した。概要は次のとおり。
わが社はこれまでに350ヵ所以上の施設が連携して、9000便の航空輸送により120ヵ国以上に2億回分以上のワクチンを配送した。しかし、感染や再感染率を低く保ち、ウイルス変異のペースを遅らせるためには、2022年以降も全世界で毎年70〜90億回分のワクチンが必要になるだろう。
パンデミックを抑制するためには、本21年末までに全世界で約100億回のワクチン接種が必要だ。これまでに50%を超えるワクチン接種を達成したのはわずか4ヵ国であり、残りの国・地域の多くは接種のためのインフラが未整備だ。
世界の新型コロナワクチンの95%超が8ヵ国で生産されており、これを世界中に届けるためには、地域に適応したラストマイルの配達、流通モデル、およびワクチンの一定の在庫が引き続き重要となる。