Cathay Pacific Airways(CPA)グループは5月20日、2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量をゼロにすると宣言した。
達成のために、日常の家庭ごみを持続可能な航空燃料(SAF)に変換するパイオニアであるFulcrum BioEnergyに2014年から投資している。SAFは従来のジェット燃料と比較して、ライフサイクルの炭素排出量を最大80%削減できるため、CPAグループは10年間で110万トンのSAF購入を決めており、これは2023年以降の使用燃料の約2%に相当する。
また、CO2排出量の相殺では、フライトから発生するCO2排出量に基づいてオフセットを購入する機会を乗客に提供する。すでにCPAグループでは2007年のプログラム開始以来、従業員の出張からの全排出量を相殺してきており、その量は累計で30万トンを超えている。
そのほか、燃料効率が良い新鋭機材へのフリートのアップグレードや、地上でのエンジン使用の削減などにも取り組んでおり、2030年末までに2018年比で地上での排出量を32%削減するとしている。