DHL Expressは5月25日、欧州市場をサービス対象とする新たな貨物航空会社をオーストリアに設立すると発表した。
すでにDHLはオーストリア当局に申請中で、承認されれば本21年後半にも新会社を設立する方針だ。新会社は既存のDHL Air UKから移管されるB757貨物機(写真)のフリートを使用して、欧州域内市場を対象にサービスを実施する。
一方、新会社にB757Fを移管するDHL Air UKは、新たに大陸間路線を運航する貨物航空会社としてB767Fの運用を拡大し、さらに新鋭のB777Fをフリートに追加する計画だ。
同社は従来どおり英East Midlands空港を拠点に、大陸間サービスを主体とする貨物航空会社として、英国、南北アメリカ、アジア間のフライトを拡充する。そうした業態の変更に伴い、運航機材にB767を追加するほか、2022年初頭をめどにB777Fの運用を開始する予定としている。
DHLでは越境eコマース市場の拡大を取り込むため、欧州域内向けの新会社を設立するとともに、既存の域内キャリアを大陸間市場に転進させることで、ネットワークの拡充と輸送キャパの増強を図る。
