航空貨物運送協会(JAFA)は6月8日、都内ホテルで2021年度の定時総会を開催した。
役員改選では、副会長(国内部会長)にヤマト運輸の恵谷洋(えたにひろし)常務執行役員が選出されたほか、新理事にOCSの根岸毅社長、サンキュウ エア ロジスティクスの奥田雅彦社長(6月下旬就任予定)、商船三井ロジスティクスの八嶋浩一社長(同)の3氏が選任された。
総会後の記者会見で鳥居伸年会長(近鉄エクスプレス社長、写真)は、「JAFAは関係する皆さまの支援により、ことし設立30周年を迎えることができました」と謝意を表明したうえで、今後も顧客・社会のニーズを見据えて、航空貨物輸送の持続的な発展のための土台作りに貢献していくとした。
さらに21年度の事業活動について、安全/教育・訓練/物流の効率化を3本柱とする具体的な取り組みの概要を以下のように語った。
1)JAFAは国土交通省航空局から航空保安教育訓練支援機関の認定を受けており、協会員の保安教育を実施していく。
2)危険物の取り扱いでは、協会員が事業者としてリスク管理のノウハウを取得することを支援をするとともに、実荷主が果たすべき危険物の品目特定や輸送に伴う申請手続きについて啓蒙活動を行う。
3)航空貨物の代理店業務に必須であるIATAのディプロマの試験が、コロナ禍で現在オンライン方式で行われているが、JAFAではオンラインの事前講習などにより会員企業のスタッフの学習支援を行っていく。
4)NACCSプログラムの運用改善に向けて、財務省をはじめ関係者との意見交換など調整に尽力する。
以上のような活動を通じて、物流のデジタル化/効率化/強靱化の実現およびさらなる進展に貢献する。
