日本郵便/日本郵政キャピタルとドローン開発の(株)自律制御システム研究所(以下、ACSL)は6月15日、郵便・物流領域における連携強化を目的に業務提携契約を締結した。
同時に日本郵政キャピタルとACSLは、日本郵政キャピタルによるACSLへの出資を内容とする株式引受契約を締結している。
業務提携では、(1)郵便・物流の効率的なオペレーションを可能とする機体システムの開発および供給、(2)ドローンの各種認証取得に向けた協力体制の構築などで協力する。
資本提携では、第三者割当増資による募集株式の引き受けにより、日本郵政キャピタルがACSLの株式の10.36%にあたる125万9000株を、29億9900万円で取得する。払込期日は21年7月5日の予定。
産業用ドローンメーカーとしてのACSLの圧倒的な技術力および運航ノウハウと、日本郵便が持つ郵便局の物流ネットワークを基盤として、ドローンによる郵便物や荷物の配送の実用化を目指す。
写真は日本郵便のロゴを入れたACSL社製のドローン。
