成田国際空港株式会社(NAA)は6月17日、空港内事業者の従業員を対象に新型コロナワクチンの職域接種を実施すると発表した。
運航・接客・清掃業務など約700の事業者を擁する成田空港では、新型コロナウイルスに接触する可能性が高い水際の業務にも多くのスタッフが従事していることから、従業員・利用客の安全確保および空港の安定運用を図り、今回の職域接種を決定したとしている。
成田国際空港内 貨物管理ビル7階を会場として、2021年7月5日(月)〜10月中旬(※ワクチン供給の状況により前倒しの可能性あり)の期間、米Moderna社製のmRNAワクチンについて、空港内勤務の従業員を対象とした約1万6000人分の接種を予定している。1日あたり約400〜500名の接種が実施される計画。