New York・New Jersey港湾公社は6月28日、空港の貨物施設を開発するAeroterm社と、New York・JFK空港に新設する貨物施設について、長期のグランド・リース契約を締結したと発表した。
今回のプロジェクトは、New York・JFK空港にある2つの既存上屋を解体し、10万5218m2超の敷地に1億4500万ドル(約160億円)を投じて、約3万2516m2の貨物施設を新設するもの。
新施設は専用の温度管理エリアを設置し、医薬品を取り扱う。また、ランプは大型の貨物機3機が同時に駐機可能なほか、施設内で効率的に貨物を移動させるため、50以上のドックドアが設置される。同施設はグラハン業者のWorldwide Flight Services(WFS)が運営する。
既存上屋の解体はことし9月から開始され、新貨物施設は2023年末に完成する計画としている。画像は貨物施設の完成イメージ。
