モンゴルUlaanbaatar近郊に円借款で建設した新Ulaanbaatar国際空港(写真)が、7月4日に開港した。
2013年6月に着工し、2020年4月に完成していたが、新型コロナの影響で20年に予定していた供用開始が遅れた。
従来のUlaanbaatar空港は、南側と東側を山に囲まれた地理的制約のため離着陸が北西側のみで、風向き等の気象条件によって就航率が低いという欠点がある。
そうした地理的制約を改善し、増大する航空需要に対応するため、Ulaanbaatar中心部の南約50kmに新たな空港を円借款で建設した。
新空港は成田国際空港/日本空港ビルデング/JALUX/三菱商事の4社連合と、モンゴル政府が合弁で設立したNew Ulaanbaatar Int'l Airport LLC(NUBIA)が、モンゴル政府とのコンセッション契約に基づき、今後15年間にわたって空港の運営を担う。NUBIAの出資比率は日本側51%、モンゴル側49%。
NUBIAは日本企業各社の知見を融合し、安全・安心と快適性を最優先に、就航路線や便数の拡大、魅力ある商業施設の整備等を実施して、新空港にサービスや収益力の向上を図る。
■新Ulaanbaatar国際空港
滑走路:1本(3600m)
旅客ターミナルビル:面積3万5300m2(旅客処理能力:年間200万人)
総事業費:757億円(円借款額:657億円)