Air Canada(ACA)の貨物部門Air Canada Cargoは7月5日、同社の旅客機による貨物専用便として1万便目となる、Toronto発・Buenos Aires行きAC7251便が同日、Buenos Airesに到着したと発表した(写真)。
同社は世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年3月以降、貨物輸送の緊急需要に対応するため、旅客機のベリーを利用した貨物専用便の運航を開始。それと同時に、一部の旅客機の客室の座席を取り外して改修し、客室部分に貨物を搭載する取り組みも行ってきた。客室の貨物輸送用に改修した機材は、B777およびA330-300など計11機に及ぶ。
そして今回、定期便や緊急のオンデマンド輸送などを含む、旅客機による貨物専用便の運航が1万便に到達したもの。同社はコロナ禍で必需品となった個人用防護具(PPE)やワクチンを初め、食料品、郵便、ペットなどを輸送したとしている。
ACAのJason Berry貨物副社長は、「1万回目の貨物専用便の運航達成は、この困難な状況下において大きな成果だ。旅客機による貨物専用便を運航することで、コロナ危機で緊急および重要物資の輸送が不可欠なときに、グローバルサプライチェーンにおける安定性が提供された」とコメントしている。
